新聞各社の「出前授業」について

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「出前授業」とは、

実際の授業風景

「出前授業」とは、新聞記者らがゲストティーチャーとして学校に出向き、新聞社の仕事を紹介したり、取材体験などを通して、子供たちに知識や技術を伝えたりする活動のことを言います。出前授業では主に、「新聞の基礎知識」「新聞の読み方」「新聞編集」「新聞記者の仕事」などについてレクチャーをしています。

出前授業はNIEの手法の一つでもあります。情報化社会が進展する中、メディアリテラシーや情報モラルを学ぶことがますます重要になっています。新聞を教材として利用するだけでなく、新聞記者らによる生の声を聞くことが、情報教育をさらに効果的に進めることにつながります。

新聞協会加盟の多くの社が、出前授業を実施しています。出前授業を希望される場合は、以下の点に留意して、新聞各社にご相談ください。

出前授業についてもっと知ってもらうために

【出前授業についてもっと知ってもらうために】“先生”体験から考える

※新聞協会の機関誌「新聞研究」(月刊)では、2016年9月号から21年3月号まで出前授業に関する連載を行いました

【出前授業についてもっと知ってもらうために】出前授業ムービー公開中

新聞社の出前授業がどのようなものか、授業風景を撮影した動画を公開しています。出前授業のエキスパート、毎日新聞大阪本社・鳴神大平さんによる授業です。新聞の基礎知識を楽しく解説する40分は必見です。「記者の仕事とは」「見出しのつけ方」「震災をどう報じている」――。NIE入門編として、映像を活用した授業はいかがですか。全編のうち、項目をピックアップして上映する方法もよいでしょう。

映像は、先生の授業づくりの参考にもなる内容です。各地のNIE研修会等でもぜひご活用ください。

模擬授業ムービー

「プロの記者が教える記事の書き方・見出しのつけ方――NIE入門講座 模擬出前授業」

【映像の内容】 約40分

1分10秒~ 記者の種類(新聞記者の役割、仕事とは)
3分06秒~ 記者の主な持ち物
5分20秒~ 送稿方法の変遷
7分40秒~ 震災をどう報じているか(関東大震災、阪神大震災、東日本大震災)
19分38秒~ 版の違い
23分07秒~ 号外
29分30秒~ 見出しのつけ方
見出しは記事の顔
「桃太郎」を題材にして見出しをつける