2014年度 特別支援教育におけるNIE⑧(岐阜県立関特別支援学校高等部の実践〈3〉)

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新聞で新たな発見!! ~もっと×2言語活動~  その3

 

6 実践の経過②

(以下◯生徒◎教師より)

 

コミュニケーション英語Ⅱ「福島米輸出」英字新聞より

 震災後の日本の米の輸出の問題を、英字新聞から読み解く。

◯シンガポールへの米の輸出を皮切りに、他のアジア諸国への輸出も再開されていってほしい。

◎震災後の日本の問題を、英字新聞から読み取ることで、海外の方が日本からの輸入品に対してどのように考えているのかを伝えることができた。

数学Ⅰ「ウナギ漁獲高の推移」

 「食」というテーマから、身近なウナギの問題について、グラフを見て数値に注目してウナギの行く末を検討した。

◯一人一人ができることをすることで、ウナギを長く食べ続けることができる。

◎文章からウナギの問題を捉えるだけでなく、グラフを読み解き、数値の比較と併せて、将来を予測して私たちはどうあるべきか検討できた。

世界史A「ハラール食品」

 現在、世界で宗教の問題は非常に多く起こっている。イスラム教について、「食」の違いを学び、ニュースで報道されている様々な情報を通して、世界の人々のことを多面的に学習していく。

◯宗教の教えに対して厳格な人々のニュースに触れ、自分たちとの違いを感じた。「食」に関してこんなに決まりがあることを知り、ハラール食品についてもっと取り組みが盛んになり、日本にイスラム教徒の方にたくさん来て頂いたり、日本食がイスラム圏の輸出が増えたりするとよいと思う。

◎世界史の中で「食」と関連ある出来事を取り上げ、宗教の違いを「食」=ハラール食品から学ぶことができた。

家庭総合「食中毒」について

 学校給食という身近な場でも、食中毒が起こっていることを知り、身近な問題として捉え、食品の取り扱いについて学ぶ。

◯食中毒の原因や対策、身近な事件について知ることができた。一人一人が意識を高めることが食中毒の予防には大切なのだと分かった。

◎想像以上に、食中毒に関する新聞記事が少なくピックアップするのが大変だった。発生件数が多い9月頃に行うと生徒の興味関心を引き、日々の生活に生かしやすい。

東海慧子(岐阜県立関特別支援学校高等部教諭)(3月23日)