2014年度 特別支援教育におけるNIE⑦(都立墨東特別支援学校の取り組み〈1〉)

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~スクラップリレーとは~

 

 2012年の新聞出前授業をきっかけに、中学1年生5人で始めた「しつもん!ドラえもん」(※注1)のスクラップリレー(※注2)。今年3年目を迎え、その活動が中学部の学年を越えた取り組みとなった東京都立墨東特別支援学校を紹介します。

 

※(注1)「しつもん!ドラえもん」は、朝日新聞の朝刊に毎日載っている名物コーナーです。ドラえもんが読者に対して質問する形で、短い問題が載っています。その答えは、同じ新聞のどこかのページに載っていて、新聞をめくって探す趣向です。

※(注2)1冊のスクラップノートを順番に回して(リレーして)みんなで情報を共有しながらスクラップを楽しむことを「スクラップリレー」と呼んでいます。

 

  小中学校へ出前授業の打ち合わせへ行く際に、NIEのはじめの一歩として、無理なく、楽しくできる「しつもん!ドラえもん」のスクラップリレーを紹介しています。

 1冊のスクラップノートを順番に回して(リレーして)、皆でスクラップすることを、私は「スクラップリレー」と呼んでいます。前の人がどんな感想や意見を書いたのか、先生がどんなコメントを書いたのか情報を共有することで、会話のきっかけを作ったり、多様な意見があることを知ったりできます。

 情報共有だけでなく、その手軽さも魅力です。新聞スクラップはやってみたいけれど、毎日だとちょっと大変、と思っておられる先生方も、「スクラップリレーならやれそう。」と言ってくださいます。

 また、この「しつもん!ドラえもん」は答えが毎日違うところに載っていて探さなくてはなりません。ページをめくって答えを探している最中に、別の見出しが気になったり、写真に目がとまったり、ついつい他の記事も読んでしまったり・・・・・・そんなところがミソです。

 

(つづく)

遊佐美恵子(朝日新聞東京本社教育総合本部)(9月25日)