実践指定校実践例 2014年度

言語活動の充実にむけて

伊丹市立荒牧中学校(いたみしりつあらまきちゅうがっこう)

教科、科目、領域

中学校: 総合学習 、その他(終礼学習)
学年 中学 2年
言語修得道場
「書く」力をつけ、自分の考えを述べることができる
生徒の興味を引く記事を選び、社会に目を向けさせる。
新聞活用学習

一年間を通して、書くことの抵抗をなくし、新聞記事について意見する。

月~金の終礼学習(10分)

毎週月曜日に「天声人語」を配り、月曜日~金曜日の間に「写す」、「語句の意味調べ」、「要約」、「意見文」に取り組み、金曜日にプリントを回収し、各クラス担任のチェックが入り、返却される。

各自のペースにまかせて、要約文まで取り組めなくてもよいことを生徒に伝えることによって、丁寧に集中して取り組ませる。

書くことに抵抗のあった生徒や、書くことが遅い生徒が意欲的に取り組み、書くスピードも速くなってきた。また、要約文や意見文にまで取り組む生徒が多くなり、意見文に関しては400字の原稿用紙に書く生徒も多くなった。

書くスピードが上がった。授業の板書を写すときにも、文節ごとにとらえ、ノートに書く生徒が多くなった。また、「意見文」に取り組ませることによって、自分の意見を表現できるようになった。課題としては要約の仕方や意見文の書き方について指導していく必要を感じた。

実践者名:伊丹市立荒牧中学校 秋山 宏之