実践指定校実践例 2014年度

タイトルを明確にして意見文を書こう

井原市立井原小学校(いばらしりついばらしょうがっこう)

教科、科目、領域

小学校: 国語
学年 小学 5年
新聞記事で考える
立場を明確にして説得力のある意見文を100字以内で書くことができる
2社の新聞記事を読み,エアコン設置についてのそれぞれの考えを理解し,賛成か反対か意見文をまとめる。
新聞活用学習

新聞記事で考える(1単位時間)

第1時

(1)新聞記事を読む。
(2)難意語句を辞書引きして調べる。
(3)教師の説明を聞く。
(4)賛成・反対の立場で意見文を100字でまとめる。
(5)発表する。
(6)質疑応答
(7)今日の授業について振り返る。

活用する新聞記事については,小学生高学年であるので,詳しく書いてある情報量の多い記事は避けた。また,自分たちの住む県の状況がわかる記事も選び、補足説明として使用した。
今回は、住民投票の結果を伝える記事だったので、それまでの経緯を教師の方から説明した。
自分は、賛成か反対か、立場をはっきり決めるようにした。

新聞やテレビで知っている児童も多く、考える内容としては適切であった。賛成・反対を決めやすく意見文の取りかかりも早かった。
騒音や環境問題など総合的な知識を活用している児童も見られた。

4月から新聞記事を活用して意見文を書いたり授業で活用したりしてきた。学年当初に比べると 全体的に苦手意識をもつ児童は少なくなってきた。記事内容から、今後の日本の姿を想像する児童もいた。しかし、記事内容によっては、教師の説明が無いと読み取れない内容も多く、いかに興味をもちやすい記事か、教師が常に意識して探しておくことが大切であると感じた。
今後は学習に必要な新聞記事を自分で集めることができたらいいと考える。

実践者名:井原市立井原小学校 谷 扶美恵