実践指定校実践例 2014年度

メッセージを表そう

美瑛町立明徳中学校(びえいちょうりつめいとくちゅうがっこう)

教科、科目、領域

中学校: 美術
学年 中学 1年 、2年 、3年
表現メッセージを表す~社会の問題を美術を通して考えよう
身近な新聞から、社会問題を取り上げ、「自分が伝えたいというメッセージ」を見つけ出し、絵画技法を効果的に取り入れて、人々にわかりやすく伝える作品づくりをめざす。
新聞記事から気になった文字や言葉、文章、写真などを切り抜いて、効果的に画用紙に貼る。
新聞活用学習

1・2時間目技法を学ぶ。
3時間目自分のテーマに沿って、文字・言葉・文章・写真などを切り抜く。
4時間目切り抜いた記事を画用紙上に再構成し、貼り付ける。
5時間目貼った物が効果的に見えるように色を付ける。
6時間目出来上がった作品をお互いに鑑賞し、批評し合う。

6時間扱い

(1)絵画的な技法を学習する(ドリッピングとスパッタリング)(2)社会の問題や出来事から自分なりにテーマをもち、そのテーマに合った文字や言葉、文章、写真などを新聞記事から探し切り抜く。(3)切り抜きを画用紙上に再構成し、貼り付ける。(3)貼った文字や写真などが効果的に見えるように学習した技法を使って、色をつける。

毎日新聞、2014年6月3日付けの「新聞で学ぼう 美術の授業にも活用」を参考にしました。

多くの生徒が、よく考えて記事を選び、いい作品をつくることができたという感想をもつことができました。

絵画的な技法は小学校で学習済みでしたが、じっくりと取り組ますことができました。また、それと新聞を組み合わせたことも、生徒にとっては新鮮でよかったと思います。新聞記事を取り入れる授業は、国語、社会、特活などにかたよりがちなので、違う教科で取り組めたことはよかったと思います。

実践者名:美瑛町立明徳中学校 佐藤雅輝