実践指定校実践例 2014年度
地方紙タイトル全国制覇
伊丹市立笹原中学校(いたみしりつささはらちゅうがっこう) |
教科、科目、領域 |
中学校: その他(教科外の取り組み) |
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学年 | 中学 1年 、2年 、3年 |
教科外の取り組み |
47都道府県の地方紙を集め、地方色あふれる紙面の特徴を知る |
全国の地方紙を集め、紙面の特徴を確認するとともに、新聞のタイトルを集める |
週5日間の朝の10分間の朝読書の時間の1日を「朝NIE」として新聞の読解ワークを実施する中で、新聞に興味をもった生徒が帰省時に「奄美新聞」を持ち帰った。「奄美新聞」の記事を「朝NIE」のワークシートに活用するとともに、新聞のタイトルの特徴に興味をもったことをきっかけに全国の地方紙を集めることになった。
教科の時間外に随時 |
生徒が持参した「奄美新聞」をきっかけに全国の地方紙のタイトルを集める取り組みが始まった。段ボールを日本地図型に切り抜き、学校の掲示板いっぱいに日本地図を作成し掲示した、 |
NIEの取り組みを生徒や保護者、地域、関係機関の方々等に広く知らせ、新聞を意識して持ち帰ってもらうようにする。また、地方紙のタイトルを切り取り地図に貼り付ける活動だけにとどまらず、その地方紙を活用し、地方ならではの記事を「朝NIE」のワークシートで取り上げたように、必ず記事も活用し、提供いただいた新聞をNIEの活動で有効活用する。 |
何かを集める活動は達成感があり、NIEの普段の取り組みと合わせて、新聞への興味・感心を高める上で、相乗効果の高い取り組みとなった。卒業までに全国制覇を果たそうと、まだ集まっていない県を確認し、生徒が家族や親戚に声をかけたり、職員が知人に依頼したりすることで、多くの応援団ができ、楽しみながらNIEの取り組みが広がっていった。
地方紙を集める中で、保護者の方から外国の新聞も届くようになり、A0サイズのクリアファイルに新聞を入れて掲示し、取り出して見ることができるようにした。いろいろな国の、いろいろな言語の、いろいろな大きさやデザインの新聞も一緒に楽しみながら見ることができた。教科の時間以外の学校生活の中で、生徒も職員も楽しみながら、目標をもって取り組めた。多くの方の協力を得たことにより、NIEの取り組みを広く周知することができた。
実践者名:伊丹市立笹原中学校 山中 眞紀