実践指定校実践例 2014年度
2学年での取り組み
岩手県立大槌高等学校(いわてけんりつおおつちこうとうがっこう) |
教科、科目、領域 |
高校(高等専門学校を含む): 国語 、キャリア教育・進路指導 |
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学年 | 高校(高等専門学校を含む) 2年 |
自分の意見を持とう |
(1)目的
記事の漢字を読み書きでき、記事に対する自分の意見を示すことができるようにする。また、記事を通して、進学、就職に関連した知識を得ることを目的とする。
(2)主な実践
①新聞プリント(漢字・語句・意見)
②小論文のタネ(新聞記事分類、新書)
授業の導入・課題 |
①新聞プリント |
小論文のタネについては、新聞プリントとは違い、一斉に取り組むものではないため、関心を持つ生徒と持たない生徒に差が出てきた。そのため、長期休業中の課題として、新書を読み、本の内容、自分の考えをまとめる、読書レポートを書かせた。これによって、小論文のタネに目を向ける生徒が多くなってきた。 |
明確なデータとしての変化はみられていないが、生徒たちは以前よりもニュースに関心を持つようになってきた。新聞プリントで取り上げる記事を、最初の頃は、知らないと言っていた生徒がいた。しかし最近では、新聞で読んだ、テレビで見たという声が、新聞プリントを渡す際に聞こえ、生徒同士で意見を交わす場面もみられるようになってきた。
今後、活動を継続することで、興味を持つだけではなく、検定の取得、小論文の指導に役立てていけると考えられる。
課題点としては、記事を選定する負担が大きいことから、他教員との連携が必要になってくることがあげられる。
実践者名:岩手県立大槌高等学校 佐々木 公佑