実践指定校実践例 2014年度

はがき新聞を生かした壁新聞作り

宮古市立亀岳小学校(みやこしりつきがくしょうがっこう)

教科、科目、領域

小学校: 総合学習
学年 小学 5年
チョウセンアカシジミ壁新聞を作ろう
はがき新聞をもとに、それらの内容を再構成して、環境学習のまとめとしてチョウセンアカシジミについて、壁新聞を作成することができる。
新聞制作学習

1(1)チョウの特徴について【はがき新聞1】にまとめる。(2)保護活動の歴史を調べる。2(3)水質調査を行う。(4)環境アドバイザーの方のお話を【はがき新聞2】にまとめる。3(5)会の代表に質問する内容を考える。(6)わかったことを【はがき新聞3】にまとめる。4(7)教育委員会の方に手紙を書く。(8)産卵数についてまとめる。5(9)壁新聞の割り付けを考える。(10)~(12)下書きを書く。(13)~(15)見出しやイラストを考える。(18)~(20)清書する。

10~12時

(1)どの割り付けを担当するかを決める。
(2)以前にまとめた【はがき新聞】をもとに、壁新聞に載せたい内容を考える。
(3)読み手にチョウセンアカシジミのことが伝わるように、紹介する内容の順番を考える。
(4)考えた構成をもとに、下書きを書く。
(5)お互いの書いた記事を読み合い、記事のよりよい表現を考えるなど、推敲を行う。

・自分の書いたはがき新聞だけではなく、友だちの書いた記事も参考にさせ、より詳しくまとめられるようにする。
・「いつ・どこで・だれが・何をしたか」という事実と、それによって自分が何を感じたのかという感想を区別して書かせる。

・何度も推敲を行い、よりよく伝わるように下書きを考える姿がみられた。過去の本校の壁新聞などを参考に、見やすい色遣いを考えていた。そして、5年児童3人全員が満足のいく壁新聞に仕上げることができた。

成果
・壁新聞を書く前段階として、はがき新聞にまとめておくことで、それぞれの記事を参考にしながら、担当の記事を書くことができた。
・書きながら、より相手に分かりやすく伝えるにはどうすればいいのかを考える力が付いてきた。

課題
・来年度は個人の大判新聞に取り組ませたい。その際、割り付けやデザインなど、それぞれが工夫して満足のいく新聞に仕上がるように、児童の力を伸ばしていきたい。

実践者名:宮古市立亀岳小学校 塚越範和