実践指定校実践例 2014年度
新聞のコラムの比較読み
| 福山市立光小学校(ふくやましりつひかりしょうがっこう) | 
教科、科目、領域  | 
       小学校: 社会 | 
|---|---|
| 学年 | 小学 6年 | 
| わたしたちのくらしと憲法 | 
| ノーベル平和賞に関するコラムの要旨を捉えるとともに,日本国憲法に興味を持つ。 | 
| 2社のコラムを比較する。 | 
1時限目 2社のコラムを捉え,それぞれのコラムについて自分の考えを持つ。
| 1時 | 
![]()  | 
      (1)ノーベル平和賞について書かれた同じ日の毎日新聞社と中国新聞社,2社のコラムを読み,次のA~Cについて書く。  | 
     
|---|
![]()  | 
      ・2社のコラムを読む時間を十分にとり,分からない語彙を調べる時間を確保する。  | 
     
|---|
日頃から「新聞スピーチ」や「新聞ノート」,「新聞づくり」の学習を行ってきたものの,比較読みは経験がなかった。そのため,非常に興味を持ち,じっくりと2社のコラムを読んでいた。比較読みすることで,「憲法」という言葉に注目でき,今後の学習への意欲が持てた。しかし,難しい文章が多く,内容を理解するのが難しい児童もおり,コラムの内容理解に対する手立てが不十分であった。
憲法への興味・関心を持たせるのに十分な導入であった。また,憲法9条とノーベル平和賞のつながりを考えることで,これまでの歴史背景とこれからの日本のあり方についても,考えることができた。短い文章でも,記者の主張がしっかりと書かれているコラムだからこそ,1単位時間で比較読みすることができた。今後も高学年の児童には,コラムの比較読みをさせていきたい。一方で,内容理解について,社会科だけでなく,国語科との関わりも考え,要旨を捉える力や語彙力を身につけさせていく必要がある。
実践者名:福山市立光小学校 内田 武瑠





