実践指定校実践例 2014年度

森林新聞を作ろう

大津町立室小学校(おおづちょうりつむろしょうがっこう)

教科、科目、領域

小学校: 国語
学年 小学 5年
森林のおくりもの
単元内容と関連する新聞記事を活用して、学習内容の一層の定着を図る。
大津町における森林関係の仕事に関わる方々の記事を扱う。また、書いた新聞を大津町のみんなに公開する。
新聞制作学習 新聞活用学習

第1次 本文を読み、初発の感想を交流する。
第2次 表現の工夫を考えながら、序論と本論1を読み取る。
     表現の工夫を考えながら、本論2を読み取る。
     結論を読んで要旨をまとめ、題名の工夫について考える。
第3次 「森林新聞」を作るために、資料の収集・整理を行う。(本時)
     「森林新聞」を作る。
第4次 「森林新聞」発表会を行い、友だちの良かったところを出し合う。

第7時(7/10)

1 前時の学習を振り返る。
2 本時のめあてをつかむ。
3 収集した資料について意見交流を行う。
(1)発表者が収集した資料について考えを述べる。
(2)発表に対する質問や意見を出し合う。
4 ゲストティーチャーの話を聞く。
5 意見交流やゲストティーチャーの話を通して、自分の考えがどのように変化したかをまとめさせる。

・ 事前に興味を持った資料を読ませておき、①内容②筆者が伝えたかったこと③自分の考え、の3つの視点でまとめさせておく。
・ 話を聞いたり、記事を読んだりして疑問に思ったことやもっと知りたいと思ったことについて質問させる。
・ 友だちと自分の意見の似ている点や違う点を明らかにして発言させる。

・ ゲストティーチャーの話に感動した。
・ 室小学校にも防災薪小屋が欲しいと思った。
・ 自分も大津町の森林を大切にしていきたいと思った。

○ 日常的に新聞の活字に慣れ親しんでいった子どもたちは、事実と意見、感想な
  どの関係を素早く読み取り、読み取った記事の内容に対して自分の考えをもつ
  ことができるようになった。
○ 地元の記事を教材化したことで、子どもたちの興味・関心を高めることができ
  た。
○ 現役のボランティアの方がゲストティーチャーとして話をしてくれたことで、新聞
  をより身近な物として捉えることができるようになった。
▲ 新聞購読世帯が少なくなる中、NIE授業の進め方も難しいのではないかと思
   う。

実践者名:大津町立室小学校 松永 武