実践指定校実践例 2014年度
思考力・表現力を高めるための新聞活用
高森町立高森中学校(たかもりりょうりつたかもりちゅうがっこう) |
教科、科目、領域 |
中学校: 国語 |
---|---|
学年 | 中学 2年 |
読書と情報 ~技を伝える~ |
多様な方法で集めた情報を比べ、自分の考えをまとめる。 |
情報収集時の活用、表現する方法を学ぶための活用、メディアとしての特性を学ぶための活用 |
「メディアと上手に付き合うために」1時間、「気になる『あの人』を探ろう ~メディアの特性を生かして調べる~」6時間、「旅する絵描き ―パリからの手紙」1時間、「五重の塔はなぜ倒れないか」1時間 合計9時間
1~9時 |
1、「メディアと上手に付き合うために」を読み、それぞれのメディアについての特徴をまとめる。 |
・メディアの発達によって、多様な方法で、情報を収集することが可能になっているが、速度や信頼性など種々の違いがある。そうしたメディアの特徴を感じつつ、課題に沿って情報を収集し、活用できるよう指導したい。 |
調べる人物を決める際に、改めてじっくりと新聞を読んでみると、新聞の中からいろいろな人の生き方を知ることができることに気付いた。また、同じ人物についての記事でも、新聞社によって紹介の仕方やまとめ方が異なることを知ることができた。
生徒たちは、これまで、情報を収集する際、手軽に手に入るインターネットを好んで利用し、手に入れた情報は正しいものであると信じがちであった。しかし、今回の学習を通して、多くの生徒がそれぞれのメディアの特徴を理解し、メディアとの付き合い方について自分の考えを持つことができた。
しかしながら、情報の真偽を見極める力はまだまだ不足しているように感じる。世の中にあふれる情報と適切に付き合いながら、社会にある課題に対する自分の考えをもち、行動する力をさらに高めていきたい。
実践者名:高森町立高森中学校 御秡如ちなみ