実践指定校実践例 2014年度
富山の魅力を伝えるパンフレットを作ろう
魚津市立西部中学校(うおづしりつせいぶちゅうがっこう) |
教科、科目、領域 |
中学校: 英語(外国語) |
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学年 | 中学 2年 |
Multi Plus 3 町紹介 |
町紹介の情報源を地方新聞を用いることで、いつ、どこで、どのようになどの情報を捉えることができる。また、5W1Hを意識した英文づくりを心がけることができる。 |
前時で、情報収集に地方新聞を用いた。複数の記事を用いることで、より正確な情報を集めることを心がけた。 |
(1時間目) 本文の町紹介を読み、内容を理解する。
(2時間目) 課題を把握し、富山の紹介文について考える。
(3時間目) 新聞記事を読み、必要な情報を取捨選択する。
(4・5時間目) 富山の特産やイベント等の紹介文を4分以上の英語で書く。
(6時間目) 自分の紹介文を相手に伝わるように積極的に発表する。
4時間目 |
(1)英語であいさつをする。 |
英文を書く際は、適宜辞書を使用させた。しかし、基本的には、既習の表現で書き表せるように、言い換えたり、まとめたりなどするように指導した。 |
英文づくりには苦戦した生徒もいた。課題自体は、興味をもって取り組めた様子であった。やはり、海外の読み手を意識させることが良かったと感じた。また、たくさんある富山の魅力の中から、自分が伝えたいと思うものを選んだことで、主体的に取り組むことができた。
新聞記事を読むことで、自分たちが知らないことを詳しく正しい情報として得ることができ、紹介文を書く際にとても有効であった。また、課題設定の工夫や、活動の流れを事前に示して学習の見通しをもたせること、スモールステップで活動を設定することで、主体的な学習につなげることができることを改めて感じた。今回は特に、海外の読み手を意識させたことで、生徒たちは、情報をより詳しく収集し、分かりやすく伝えようと意欲的に取り組むことができた。
英文の書き方における見出しやリード文、本文などの文章構成について、生徒たちに学ばせる必要がある。また、ライティング指導として、英語特有の文の構造をいかに分かりやすく示すことができるかを課題とし、これからも指導を工夫していきたい。
実践者名:魚津市立西部中学校 松井 沙織