実践指定校実践例 2014年度

新聞に親しみ、新聞に学ぶ

長洲町立長洲小学校(ながすちょうりつながすしょうがっこう)

教科、科目、領域

小学校: 国語 、社会 、算数 、理科 、生活 、総合学習
学年 小学 1年 、2年 、3年 、4年 、5年 、6年
言語活動を通して伝え合い高め合う学習活動の工夫
新聞制作学習 新聞活用学習 新聞機能学習

子どもたちが、新聞に親しみ、新聞に学ぶことを願い、全職員で実践に取り組んだ。様々な実践の中に授業での取り組み(4年:国語)がある。その実践例を紹介したい。

本時は、11時間取り扱い単元の11時間目

1 本時のめあてをつかむ。
  めあて「新聞記事を読んで、紹介文を書こう」
2 紹介文を書く。
  ・3つの記事を読み、1つ選ぶ。
  ・5W1Hで要約する。
  ・記事を読んだ感想を書く。
3 紹介文を紹介し合う。
  ・自分の紹介文と聞き比べをしながら友だちの紹介文の発表を聞く。
4 学習の振り返りをする。
  ・友だちのがんばりや自分の伸びについて振り返りをする。

1 児童の興味・関心を高めるような新聞記事を授業者があらかじめ選んでおく。
2 新聞記事の内容を要約させる際は5W1Hでまとめさせる。
3 新聞記事の紹介文を書く活動では、他の紹介文を書いた児童に記事の内容が伝わるように紹介し合わせる。
4 まとめる段階では、がんばったこと、友だちの紹介文のよかったところなど、自分の言葉でまとめさせる。

 児童の興味をひく新聞記事の内容だったため、意欲的に紹介文を書くことができていた。要約が苦手な児童も紹介文の型を示したシートを使うことで紹介文を自分の力で書くことができた。

成果
・新聞に興味を持ち、身近に感じることができるようになった。
・語彙力がつき、漢字や言葉についての学力が向上してきた。
・自分の考えを友だちに分かりやすく書く力がついてきた。

課題
・児童の興味や関心に偏りがある。いろいろな分野・内容に目を向けて、広い視野で物事を捉え自分の考えが持てるようになって欲しい。

実践者名:長洲町立長洲小学校 吉村理香