実践指定校実践例 2014年度
話して あつめて、つくろう 秋のニュースポスター
柏崎市立槇原小学校(かしわざきしりつまきはらしょうがっこう) |
教科、科目、領域 |
小学校: 国語 |
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学年 | 小学 2年 |
「きせつのことば」 |
季節にかかわる身近なものを表す言葉に興味をもち、それぞれの季節らしいものについて話し合うことができる。 |
さまざまなスクラップ記事の中から、興味をもった1つを選ぶ。写真およびその記事を手掛かりにねらいにせまる。 |
(1)「春がいっぱい」2時間扱い
・自分の経験や挿絵から春を感じるものを紹介しあう。
(2)「夏がきた」2時間扱い
・教科書や新聞を手掛かりに、経験を語り合い、夏らしい言葉を使った短文作りをする。
(3)「秋の一日」2時間扱い
・教科書や新聞を手掛かりに、経験を語り合い、秋らしい言葉を使ったカード作りをし、交流する。
(4)「たのしい冬」2時間扱い
・教科書や新聞を手掛かりに、経験を語り合い、冬にまつわる言葉や品物などで楽しく遊ぶ。
本時6 (全8時間) |
本時のねらい |
・前時には、教科書や自分の経験の中から、秋らしいものを見つけ出し、秋にかかわる様々な事象について楽しく伝え合う活動を行った。 |
・記事画像から自分の経験を話したり、他の意見を聴きもっと知りたいことをたずね合ったりし、友達と積極的にかかわることができた。
・春、夏、秋・・・と、一年を通して、繰り返される学習活動のため、新聞に対する抵抗感がなく、「慣れ親しむ」姿が見られた。
新聞記事のカラー画像の活用やそれを用いて作ったカードの交流などは、ねらいにせまる有効な手立てであった。また、「おさんぽタイム」と称した意見交流の際には、場の設定が工夫されており、児童のわくわくどきどき感を誘う授業となった。
反省点および課題は、まず時間配分を熟考すべきであったことがあげられる。ねらいにむかうために活動をシンプルに整理し、45分間の中で記事をもとに交流し高めあう時間が十分にとれるとよかった。また、より高めあうために、児童の姿を想起し、使用する記事画像を精選することも課題としてあげられた。そのためにも、日ごろから「教材化の視点」で新聞を読み続けることが必要である。
実践者名:柏崎市立槇原小学校 中野洋美