実践指定校実践例 2014年度

新聞記事を使った話し合い活動の実践

総社市立総社中学校(そうじゃしりつそうじゃちゅうがっこう)

教科、科目、領域

中学校: 国語
学年 中学 3年
社会生活の中の話題について、意見を述べ合うことができるようにする。
課題の解決に向けて話し合う能力を身に付けさせるとともに、話したり聞いたりして考えを深めようとする態度を育てる。
コラムとそれに関わる記事を用意する
新聞活用学習

1時限目 コラムを読み、意見を書く。
2時限目 1時限目のコラムに関連した記事について、自分の意見を書く。
3時限目 協同学習班で話し合い活動をする。

1~3時間

(1)コラムの内容について、自分の意見を100字程度で書く。
(2)(1)の意見を紹介し、さらにそれに関連した記事を読んで、自分の意見を書く。
Aルールについてどう思うか。
Bスマホ制限が学習時間の確保につながるか。
C自分はどんなルールがいいと思うか。
(3)(2)自分の意見を協同学習班で発表する。賛成か反対か。理由もきちんと説明する。
  

まず自分が賛成なのか反対なのか立場をはっきりさせて、理由も説明させる。発表の時は、4人以内のグループで行い、それぞれ自分の意見をきちんと発表する。自分たちが納得のいくルールについて話し合い、分かりやすく発表する。

普段から関心を持っている内容の記事については率直な自分の意見を出せていた。ただ話し合いによってみんなが納得のいくルール決定をすることは難しかった。

タイムリーな話題だと自分の意見を持ちやすく、友達にも話しやすいようであった。これからも機に応じた記事を提供して、自分の意見を書いたり、話し合いをさせたりしたい。

実践者名:総社市立総社中学校 毛利ちあき