実践指定校実践例 2014年度
一人ひとりの個性に合わせた新聞教育活動
岡山県美作高等学校(おかやまけんみまさかこうとうがっこう) |
教科、科目、領域 |
高校(高等専門学校を含む): 国語 、地理歴史 、公民 、理科 、家庭 、情報 、総合学習 、特別活動 、その他(福祉) |
---|---|
学年 | 高校(高等専門学校を含む) 1年 、2年 、3年 |
各教科及び課外活動の実践 |
新聞を用いての学習及び教育内容の実践を行う |
空いた時間やホームルーム活動において,無理のない範囲で実践している |
(1) 生徒会による「生徒会新聞」作成を実施した。学校行事等などを紹介し,生徒や家庭に配付した。
(2) 文化祭にて教員作成による「号外」の配付
文化祭の様子を,それまでは新聞社に依頼をしていたが,生徒が原稿を作成し,教員が校正して号外を作成し,生徒及び保護者、来校者に配付した。
全学年 |
従来は,コラムの書き写し,コラムリーディングなどを実践していたが,福祉コースが実践した新聞記事を用いて,福祉新聞を作成した。これを地域の高齢者宅に配付した。「高齢者の健康管理」を目的としていたが,一人暮らし安否確認も同時に行った。このように,新聞を用いて地域に関われる活動を実践している。また,修学旅行実践報告書として,2年生が後輩のために新聞作成を行った。 |
一人ひとりの生徒の成長や能力に合わせた活動を心がけている。 |
新聞を読むだけから,新聞作成へと生徒の実践も変化した。この中で,表現する力がついてきたように感じ,また生徒も新聞に対して抵抗感を持つ生徒が減ってきていると感じる。
実践における小中高の連携が不可欠だと考える。小中の先生が行う授業実践等を参考にした活動の研修や地域における広がりを行っていきたい。
実践者名:岡山県美作高等学校 山下 武宏