実践指定校実践例 2014年度
スクラップ新聞をつくろう
静岡県立金谷高等学校(しずおかけんりつかなやこうとうがっこう) |
教科、科目、領域 |
高校(高等専門学校を含む): 公民 |
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学年 | 高校(高等専門学校を含む) 1年 、2年 、3年 |
グループでスクラップ新聞をつくる |
自分たちで決めたテーマに基づいて記事を選ぶことができる。自分たちの意見や感想を新聞の形にして表現することができる。グループで工夫点や意見を発表できる。 |
2ヶ月ほど新聞をストックしておく。数紙あると良い。 |
1時限目 テーマを選び、記事を集める。
2時限目 記事を集め、全体の構成を決めていく。
3時限目 意見・感想を書き加えて、完成させる。
4時限目 グループ発表をし、お互いに審査する。
1~4時限目 |
(1)テーマを選び、記事を集める。 |
テーマは自由だが、社会情勢に目を向けさせたい。 |
生徒の反応は良かった。協力しあって、見やすいスクラップ新聞ができた。2013年度に実践したものでは、「原発汚染水」「沖縄返還」「食材偽装」などといった硬派なテーマの作品も見られた。一方で、スポーツや動物をテーマにして内容をあまり深めることができない作品もあった。審査では出来ばえの方に注目がいった。
グループでの新聞づくりは生徒が意欲的に取り組みやすいものだと思う。お互いに意見を交換して、自分たちの意見を書いて表明し、一枚の紙(新聞)にまとめることで課題解決にもつながる。
本校では、社会科の学校設定科目として「新聞講読」という授業(3年生対象2単位)をしている。スクラップ新聞づくりもその授業の中でやり、4時間をかけた。他校の社会科等で、それだけの時間を捻出するのは難しいと思うが、時間を短くすればできると思う。また、どの学年でもできると思う。ぜひ、他校でも取り組んでいただきたい。
実践者名:静岡県立金谷高等学校 塚本 徹