実践指定校実践例 2014年度

社会のできごとに関心を持とう!

高知県立宿毛工業高等学校(こうちけんりつすくもこうぎょうこうとうがっこう)

教科、科目、領域

高校(高等専門学校を含む): 国語
学年 高校(高等専門学校を含む) 1年 、2年 、3年
国語表現「情報の海を航海する」「声の表現」など
新聞を通して、情報を主体的に使う力を養う。
新聞を教材として、要約、感想を書く、発表するなどの活動を行う。
新聞活用学習

1時間目 切り抜き後、ワークシートを使って要約、記事選択理由、自分の意見を
      書いて提出。
2時間目以降 授業の最初に4人程度、ワークシートを使って発表。

1~6時間くらい

各学期2回程度切り抜き学習を行う。2学期以降は発表もする。
0時間目 新聞を初めて使うクラスでは、紙面と記事の構成に
      ついて説明。2紙の読み比べをする。
1時間目 記事を選び、切り抜く。ワークシートに記入。
      発表の順番を決める。
2時間目~ 教室の前に出て、1人ずつ発表。2・3年生は質疑
      応答もする。発表に対してコメントで評価。
9月の切り抜きは「一緒に読もう 新聞コンクール」に応募。
クラスにより、新聞感想文コンクール、意見文、コラージュにも取り組んだ。

最初は大きな見出しや写真を選ぶ傾向があるので、3年生には進路希望に関連した内容を選ぶように声がけした。2回目からは、記事を選んだ理由と記事に対する意見を区別して書くように呼びかけた。
発表は、聞きとりやすい声の大きさ、速さ、記事の見せ方を意識させた。

友達が選んだ記事には関心があり、同じ事件を取り上げても、違う感想や見解を持つ生徒もいた。実習や課題研究の授業でものづくりに取り組んでいるので、新技術や新商品にも興味があり、質疑応答で盛り上がることもあった。

成果
新聞を読もうという雰囲気ができ、興味よりも内容で記事を選ぶようになった。客観性公共性が高い新聞、多くの情報を瞬時に入手できるネットなど、メディアの使い分けを学んだ。
3年生は県外就職の生徒が多いので、面接試験対策としても有効だった。
コラージュは予定外だったが、生徒は過程も作品も楽しんで取り組んだ。

課題
選んだ記事の背景を考えたり、自分とかかわらせて考えたりできることをめざしたが、深めることは難しかった。授業での仕掛けを意識した取り組みを継続したい。

実践者名:高知県立宿毛工業高等学校 加藤真実