実践指定校実践例 2014年度
総合的な学習の時間での新聞作り
市川市立塩焼小学校(いちかわしりつしおやきしょうがっこう) |
教科、科目、領域 |
小学校: 総合学習 |
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学年 | 小学 4年 |
グリーンスクールへ行こう |
新聞作りを通して、自分たちで課題を設定する力、課題を解決するために有効な手段を考える力、よりよく課題を解決する力、そして社会性、コミュニケーション能力を育てる。 |
班ごとに取り組みやすい壁新聞を作成することを通し、児童相互に交流を促し、多様な意見を認め合わせる。また、グリーンスクール当日まで掲示しておく。 |
(1)グリーンスクール当日の活動内容をもとに事前学習したい課題を見つける【2】
(2)「植物園の自然」や「アスレチックコース」など課題ごとに壁新聞を作成する班を編成する【1】
(3)班の中で記事の構成を考え、内容や最適な情報収集の方法について話し合う【2】
(4)集めた情報をもとに、見出しを考え、割り付けについて話し合う【1】
(5)壁新聞の用紙を班ごとに切り分け、それぞれ書いたものを貼り合わせる【5】
(6)班ごとに発表し、学級内で共有し団結を深める【2】
7~11時 |
(1)学習課題の確認 2分 |
〇見出しを考える際は、倒置法を使ったり、友達の見出しを参考にさせたりする。 |
新聞を書くようになり、子どもたちは書くことがとても楽しくなったと話していた。イラストを入れたり、見出しを装飾したりする作業はとても楽しかったようである。また、友達と良さを認め合うことがとても嬉しい様子だった。どんな作品にも何かしらのいい点を認めることで自信を持てた児童が増えた。書き方、調べ方などの基礎の力がついてきたようにみえる。
新聞を書くために調べる学習に関しては、図書、地図、インタビュー、アンケート、インターネットなど自分が担当する内容に合わせて選択ができた。その分教師はそれぞれの調査の方法が成功するよう様々に気を配らなくてはならなかったが児童の力を育てる手段としては大いに有効だった。課題としては、作成前に班の中で話し合う時間は多かったが、作成が進んでからは熱中する子が多く、個人作業が増えてきてしまった。その中で、書き方に関しても班の中で交流しながら進めていければよかったように思う。
実践者名:市川市立塩焼小学校 石川 剛士