実践指定校実践例 2014年度

社会見学新聞を作ろう

光市立岩田小学校(ひかりしりついわたしょうがっこう)

教科、科目、領域

小学校: 社会 、総合学習
学年 小学 4年
安全なくらしを守る~警察の仕事~
警察の日常業務を調べ、安全な生活を守るためにどのような活動をしているのかを新聞にまとめることができる。
決まった形式用紙(B4)に調べた内容を記入する。
新聞制作学習

(1)社会見学の際、山口県警察を見学する。(2時間)
(2)調べたことを新聞にまとめる。(2時間)

3・4時

(1)前時で行った社会見学で、訪問した山口県警察の資料をまとめる。
(2)資料から新聞に載せたい記事を見つけ、線を引いたり、書き出したりして、内容を決める。下記のAやBを資料として使用する。
Aもらった資料Bしおりにメモした内容
(3)見出しを書く。
(4)撮った写真を貼ったり絵を描いたりして読みたくなるような新聞になるように工夫する。
(5)新聞の題名を書く。見出しや内容を題名に表現するようにする。(例)警察新聞や警察の仕事新聞など
(6)廊下に掲示し、他学年の児童にも読んでもらい感想を聞く。

前時に新聞の仕組みについて調べ、書き方を学習した。新聞作りに入ると、何についてまとめ、そして書いていくのかというところで時間がかかった。前時に理解した記入方法に自分の意見をどのように記載していくのか時間をかける必要がある。

個々で活動した。どのような内容にまとめ書いていくのかといったところに時間がかかったが、新聞を書き始めると時間を要することは少なかった。絵を描いたり写真を選び貼ったりするところでは、友達とちがったものにして個性を出そうと意欲を見せていた。

新聞を書く作業は、社会の学習ですでに行っている。枚数を重ねるごとに、事実をまとめ自分の言葉で表現することが上手になってきた。終盤にまとめとして感想を入れたり、次の新聞作りへの意欲を書いたりした。カラーで仕上げ、読み手にも好感がもてる新聞に仕上がった。しかし単純な言葉の繰り返しで終わる新聞もある。多くの情報を伝えているという自覚をもち、新聞作成に取り組むようにしたい。

実践者名:光市立岩田小学校 藤田 純恵