実践指定校実践例 2014年度

小論文対策としての活用

山口県立華陵高等学校(やまぐちけんりつかりょうこうとうがっこう)

教科、科目、領域

高校(高等専門学校を含む): キャリア教育・進路指導
学年 高校(高等専門学校を含む) 2年
2学年LHR
小論文試験で必要な読解力、記述力の育成
読者投稿欄を抜粋して生徒に配布し、生徒は筆写と記事に関する感想を書く
新聞活用学習

週に1回、全学級で実施

朝のSHRで配布し実施

複数紙の読者投稿欄から6~8つの記事を抜粋して配布し、生徒は所定の用紙にそのうち1つを筆写し、記事に対する感想を記述する。
編集委員によって整えられた文章を書き写すことで、使用されている漢字を覚える、文章構成を学ぶ、時事問題に対する関心を高めることを意図している。
また感想を書かせ、他人に伝えることを意識することによって、情報の取捨選択を行い、より理解を深めることを目指している。

記事の選定の際、政治的中立性や生徒の身近な問題であることを留意した。

「イスラム国」などの印象的な時事ニュースや受験にかかわるもの、「ぼっち席」などの若者の生き方の問題に強く関心を持つ傾向があった。新聞を読む意識が変わったと感想を書いた生徒もいた。

継続性を持った取組とすることと1年時からの継続指導で成果を検証したいと考える。

実践者名:山口県立華陵高等学校 舛永隆宏