実践指定校実践例 2014年度

（１）見出しを付ける三つのコツについて話し合う。
「一番大切な言葉を抜き出す」「短く具体的に書く」(８～９文字）「読む人の興味をひく」の三つを確認する。
（２）見出しを空白にした新聞記事を読み、キーワードを抜き出す。
「西条市でカブトガニ捕獲」の新聞記事を読み、中心となる語や文を抜き出して要点をとらえる。
（３）グループで話し合って、「思わず読みたくなるような」見出しを考え、発表する。
三つのコツに気を付けながらグループで見出しを考え、発表する。
（４）実際の新聞記事の見出しと、自分たちが考えた見出しを比べる。
実際の新聞記事の見出しを見た後、ゲストティーチャーの新聞記者に各グループが考えた見出しについて評価をしていただく。
（５）学習のまとめをする。
見出しの付け方をまとめ、これからの学級新聞作りに生かせるようにする。

授業で取り上げる新聞記事は、「児童の興味のあるもの」「地域性のあるもの」を考えて選んだ。また、児童の意欲を高めるために、生きているカブトガニを児童に直接見せたり触れさせたりしてから、見出し作りを行った。発表が苦手な児童もいるのでグループで話し合って、主見出しと脇見出しをつけた。最後に、ゲストティーチャーの新聞記者に各グループがつけた見出しに賞をつけてもらい、今後の新聞作りへの意欲を高めた。