実践指定校実践例 2014年度
「思考力・判断力・表現力を育てるNIE教育」
洲本市立安乎中学校(すもとしりつあいがちゅうがっこう) |
教科、科目、領域 |
中学校: 道徳 |
---|---|
学年 | 中学 1年 、2年 、3年 |
人権学習 新聞を通して多文化共生社会について考える |
「Japanese Only」問題を取り上げ、国籍や民族の「違い」から多くの社会問題が発生していることを理解させ、文化共生社会について考える。 |
真実を知り、共生社会の実現に主体的に取り組む実践力を育成するNIE教育 |
人権尊重の理念に対する理解を深め、自他に対する肯定的な態度と「共生社会」の実現に主体的に取り組む実践力を育成する。国籍や民族等の「違い」を認め合い、共生しようとする意欲や態度を育てる。人権尊重を基盤に、多文化共生社会の実現をめざす教育に取り組んでいきたい。今年はワールドカップブラジル大会が開催され、サッカーに関心を持つ生徒も多い。浦和レッズ「JAPANESE ONLY」問題を取り上げ、見過ごすことなく真実を知り、共生社会の実現に主体的に取り組む実践力を育成していく。
2時間 |
第1次 「朝日新聞 平成26年4月28日」を読み、事実を知る (1時間) |
評価 |
サッカーは生徒にとって興味があるスポーツであり、関心も高い。一部のサポーターの行動が大きな問題を引き起こしたことについて、意欲的に授業に取り組んだ。多文化共生社会の実現に向け、新聞に載っていることに関心を向けるようになってきた。
新聞の記事の中には、人権問題を取り上げているものが多い。新聞を読み、記事について考えていこうとする意識が高まった。新聞はホールに設置し、自由に読めるようにして、生徒の身近に新聞がある環境を作っている。学校だけではなく、家庭や地域の協力のもと進めていく必要がある。
実践者名:洲本市立安乎中学校 高橋 佳治