実践指定校実践例 2014年度

新聞記事を使って社会の出来事に関心をもつ

松山市立味酒小学校(まつやましりつみさけしょうがっこう)

教科、科目、領域

小学校: 特別活動
学年 小学 6年
自分のほしい記事を選択し、自分の考えを記述する。
3大ニュースを自分で選び、自分の言葉で20・30年後の日本がどうあるべきかを書くことにより、社会に関する関心をもたせ、見聞を広める。
新聞協会の新聞提供事業で提供されストックして置いた新聞
新聞活用学習

1・2時限目
今年の3大ニュースの記事を選び、発表する。
3時限目
20・30年後の日本はどうあればいいか、意見を書く。 

3時

(1)これまでの新聞から今年の3大ニュースを選ぶ。
ストックしてある新聞から、3大ニュースを選び、記事の内容を要約し、発表する。
(2)今年の記事から20、30年後の日本はどうあればいいと思うか考える。
興味のある新聞記事から、ワークシートにまとめる。

家で新聞を購読していない家庭もあるので、新聞協会の新聞提供事業で提供されストックして置いた新聞を使い、8社分の新聞を使用した。新聞記事が難しいと感じる子には、同時期の子ども用新聞を探させ、同じ記事を見つけて理解を助けた。

新聞記事探し時に、フリー教室・オープンスペースいっぱいを使ってダイナミックに行ったため、熱心に記事探しを行った。将来の日本の姿はどうあればよいかという発問には、新聞で探すことが半ば当たり前のように、記事探しをし、多様な意見が引き出せた。

成果
(1)新聞に関する意識が変容した。
(2)社会の出来事に関心をもつ子が増えた。
(3)学習内容に合った記事を選んでこられるようになった。
(4)自主学習ノートに記事を切り抜いて、感想を書いてくる子がでてきた。
課題
(1)ニュース係の活動と連携していく。
(2)児童の興味を引く新聞の閲覧のし方を工夫する。

実践者名:松山市立味酒小学校 齊藤桂子・相原順治