実践指定校実践例 2014年度

ニュース調べ

札幌市立陵北中学校(さっぽろしりつりょうほくちゅうがっこう)

教科、科目、領域

中学校: 国語
学年
国語
社会の出来事に興味・関心を持ち、新聞記事を読み取る力をつけよう。
記事のコピーに「いつ」「どこで」「なにがあった」の部分に色分けして蛍光ペンでラインを引いて提示する。
新聞活用学習

週2回の国語の時間の前半(20分程度)で実践

週2時間

(1)教師の選んだ記事をコピーし、「いつ」「どこで」「何があった」の部分にそれぞれ色分けしてマーカーを引き、ふりがなをつけて生徒に提示する。
(2)生徒はワークシートに見出しと、「いつ」「どこで」「何があった」を記入する。そのあと、記事内容に関する簡単な質問に答える。
(3)教師が記事に関連した話題を提示し、地名や計算など他教科の学習にもつながるようにしている。

事件、事故の記事ではなく、明るい記事を選んでいる。

常に身近に新聞があることによって、休み時間にも気軽に新聞の周りに集まり、新聞に触れるようになった。
気になる記事については教師に質問するなどの場面もみられる。
国語のニュース調べでは、自分の力でワークシートに記入できるようになった。

「いつ」「どこで」「何があった」を自分の力でワークシートに記入できるようになった。
普段の生活で、社会の出来事など気にとめることもなかった生徒が、他の生徒がニュースの話題をしていたら「それ、何のニュース?」と聞いたりと、少しずつ社会の出来事に関心を持ちつつある。
今後はさらに記事を深く読み込んでいく活動に発展させたい。

実践者名:札幌市立陵北中学校 永野亜也子