実践指定校実践例 2014年度

新聞記事を利用した道徳教育

大牟田市立甘木中学校(おおむたしりつあまぎちゅうがっこう)

教科、科目、領域

中学校: 道徳
学年 中学 2年
道徳の時間の題材開発
新聞記事を引用することで道徳の時間の価値項目に沿った授業を開発していくことで、豊かな心をはぐくむ
生徒の興味・関心が高まる題材を選ぶ
新聞活用学習

第2学年4組  道徳学習指導案
                                   指導者 武下 慶
1 主題名 「どや顔で立ちはだかる日本の壁」~川島永嗣~     
  内容項目 4-(9)(10)日本人としての自覚を持って国を愛する心と国際的自覚    
  資料名 自作資料「どや顔でたちはだかる日本の壁」(読売新聞より引用)

平成26年5月29日(木)

   学習活動         
1本時の学習内容を確認する。[補助発問1]今年6月開催の世界的なイベントは何ですか。[補助発問2]サッカー日本代表の川島選手を知っていますか。
2資料を読み主人公の川島選手の生き方を考える。 ★自分の考えを作る活動[言語活動①]
[発問1]ゴール裏の相手サポーターから「カワシマ、フクシマ」と連呼され川島選手はどのように思ったか。・悔しい。怒った。腹が立った。★自分の考えを作る活動に考えを高め合う活動も取り入れる[言語活動①と②]
[発問2]川島選手は、遠い異国の地で試合中にもかかわらず、試合中断してまで、相手サポーターと審判に猛抗議したのはどんな気持ちを持っていたからか・日本という国を愛していたから。・常に日本を代表してプレーしていると自覚していたから。・勇気を持っていたから。
[発問3]川島選手の生き方を相手サポーターやチームメートはどのように思ったか。・尊敬し、かっこいいと思った。
3本時の学習を振り返り、自分の今後の生活に活かす心情を高める。
[発問4]今日の授業を通して、川島選手の生き方から学んだことは何ですか。

偏狭で排他的でない自国を愛する心と国際社会で勇気と誇りを持って日本人として主体的に生きることは関連しており、それが尊敬の念を集めることを理解できるようにする。

本時間のめあては:川島選手の生き方から自国を
大切に思う自分をさがそう。です。

実践者名:大牟田市立甘木中学校 武下 慶