実践指定校実践例 2014年度

教育課程に位置づけたNIEの継続的実践

旭川市立常盤中学校(あさひかわしりつときわちゅうがっこう)

教科、科目、領域

中学校: 公民
学年 中学 3年
私たちの生活と文化(現代社会の見方・考え方)
現代社会に対する思考力判断力表現力を培う
新聞記事から要点を読み取り,自らの考えをもたせる
新聞活用学習

4月購読分の4紙(読売,朝日,毎日,北海道新聞)より,気になる記事を切り抜き,意見をまとめ考察する。

1時間

(1)新聞を読み,気になる記事についてのスクラップ活動は,既習済みのため,特別授業の1単位(50分)で扱った。
(2)4紙各紙から気になる記事をみつける。(既習の活動)
(3)記事を見付けたら,他紙の扱いも比較してみる。
(4)記事の要約をする。
(5)他紙比較も含め,自分の考え(考察)を書く。

特になし

要約文までは時間的・内容的に円滑にすすめていた。考察については,一部生徒が書けなかったり,ニュース番組解説の受け売りに留まっていた。

新聞を読むことが習慣化された。一方で,情報を多角的に検証し,自己の意見をもつに至らぬ為,継続指導の必要性を感じた。今後は社会科,国語科の他に,学級担任による学活の時間との連携が考えられる。

実践者名:旭川市立常盤中学校 小林直樹