実践指定校実践例 2013年度

同じ音や訓の漢字の意味のちがい

那覇市立小禄南小学校(なはしりつおろくみなみしょうがっこう)

教科、科目、領域

小学校: 国語 、社会 、算数 、生活 、図画工作 、道徳 、総合学習
学年 小学 1年 、2年 、3年 、4年 、5年 、6年
漢字の広場
異字同訓や同音異義語の使い分けについて意識を持って漢字を読んだり書いたりする。
導入で新聞の見出し「熱っ」と「暑っ」に注目させ本時の学習に興味を持たせ、展開部分では新聞から同音異義語を見つける学習を取り入れる。
新聞活用学習

4年国語「漢字の広場3」の学習で異字同訓や同音異義語について学習する。2時間扱いのうちの1時間目

1時間目

(1)導入
   2013年8月12日23面(沖縄タイムス)の見出し
   「暑っ」と「熱っ」を使って同じ読みなのに意味が違う漢字があることに気づく。
(2)展開
   「暑い」と「熱い」の意味を漢字辞典で調べる。
   同訓異義語の練習問題を解く。
   教科書から、同音異義語「ショウ」を探す。
   新聞から、同音異義語「ショウ」のつく熟語を探す。
   辞典から、同音異義語「ショウ」のつく熟語を探す。
(3)まとめ
   調べた結果から分かったことを発表する。

・教科書であらかじめ、ショウのつく漢字をたくさん見つけ出し、それを板書しておくことで新聞から熟語を見つけ出すヒントとなった。
・新聞記事から「ショウ」のつく熟語を探すときにはペアで活動させると良い。
・新聞から見つけたショウのつく熟語は、辞典で意味を調べさせると良い。

新聞から熟語を探すことに興味をもって取り組み、もっと探したいと意欲的に活動していた。

教科書や辞典だけでなく、新聞を学習に取り入れる事で、学習が生活と密接に結びついていることが実感できた。

実践者名:那覇市立小禄南小学校 石原 陽子