実践指定校実践例 2013年度

長野市見学のまとめ新聞を作ろう

大桑村立大桑小学校(おおくわそんりつおおくわしょうがっこう)

教科、科目、領域

小学校: 社会 、総合学習
学年 小学 4年
わたしたちの長野県
新聞を作り、それぞれの記事の見出しを検討しあうことを通して、記事の内容や体験したことを振り返ることができる。
・新聞づくりの出前授業を行い、見出しの書き方を学ぶ。見出しの役割を理解し、検討しながら書く。
新聞制作学習

・長野市と大桑村とのつながりを知る(栗山木工見学)(2)
・社会見学(長野市)と見学のまとめ新聞づくり(15)
・長野県の特徴ある地域について(6)
・長野県新聞作り(3)

8~12時

『かべ新聞作り』(長野市見学の新聞作り、4つのテーマ)
・テーマごと何の記事を書くか話し合い。(4,5人のグループで印象に残ったことの中からどのことを書くのか)
・記事に1~4記事づくり。(一番大きな記事を何にするか、伝えたい思いの優先度を話し合う)
・グループ内で記事のチェック。(お互いに書いた記事を読みあうことで、内容・正確性・誤字脱字について確認しあう)
・記事の清書。(それぞれ別の用紙に清書模造紙に張り付ける)
・グループで見出しの検討(グループで話し合いながら、記事のないようを伝えられているであろう見出しの候補を3個ほど考える)
・クラスで見出しの検討(新聞の記事について説明し、どの見出しがふさわしいか意見の交換をする)
・見出しの決定(クラスの人の意見を参考にし、見出しをグループで決定する)

 

・お互いの新聞や記事を読みあえるようにコピーを準備し、読みあう時間を確保する。
・見出しの検討が学習の中心になるので、見出しの書き方を確認し、一人一人理解させておくようにする。
・4月から書いてきた社会見学新聞、自分新聞、出前授業で学んできたことをかくにんできるようにする。

・見出しに焦点を絞ったことによって、記事の内容の検討を十分に行うことができず、その後の単元展開で特徴的な部分については学習したが、社会科としての深い追求ができなかった。新聞を作る中で生まれた疑問について共同学習をする場面の設定があってもよかった。
・見出しの検討をすることによって、長野市見学の体験と社会科としての学習が一連のものとして感じることができた。
・個々の新聞作りから、かべ新聞作り・見出しの検討をすることによって、情報の共有化、意見の交換ができ、長野市見学を学習として振り返ることができた。
・かべ新聞を作る目的が、まとめということで行ったため、発信する新聞としての役割は十分に果たすことができなかった。

実践者名:大桑村立大桑小学校 兀下 漠