実践指定校実践例 2013年度
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福岡市立能古中学校(ふくおかしりつのこちゅうがっこう) |
教科、科目、領域 |
中学校: その他(掲示物) |
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学年 | 中学 1年 、2年 、3年 |
廊下掲示板掲示物 |
新聞に興味の無い生徒が新聞をめくるという行動を通して,社会への関心を高める。 |
記事を切り抜いて紹介するのではなく,見出しのみを紹介することで生徒の新聞をめくるという行動を引き出すことができる。 |
新聞の見出しと掲載面数のみ紹介するコーナーを設置した。
全校生徒が毎日通る廊下に新聞掲示コーナー(NIEコーナー)を作った。
常時 |
NIEコーナーに毎日掲示される新聞から,教師が紹介したい記事を探し,ホワイトボードに新聞名,見出し,掲載ページを紹介する。NIEコーナーは全校生徒が通る廊下に掲示してあるため,興味を抱いた生徒は新聞をめくってその記事をさがすことになる。 |
朝,その日の新聞の記事を紹介するということに意義があるため,朝,5分ほど記事を探し,ホワイトボードに書くという時間が必要となる。 |
生徒は,キャッチーな見出しから興味を抱き,新聞を読む生徒が多くみられた。
インターネットで自分が興味を抱いていることについての情報を得ることが多い生徒にとって,新聞という雑多な情報の海に触れるという体験は非常に価値のあるものである。特に,新聞を購読しておらず,新聞に触れたことのなかった生徒にとっては,大きな意味があったのではないかと考えられる。
教員の目線から選んだ記事を紹介していたため,来年度は生徒が紹介するという仕組みにしていくことを検討している。
実践者名:福岡市立能古中学校 樋口 誠