実践指定校実践例 2013年度

新聞コラム書き写し

三原市立久井中学校(みはらしりつくいちゅうがっこう)

教科、科目、領域

中学校: その他(朝読書の時間)
学年 中学 1年 、2年 、3年
コラム視写
時事問題に関心を持たせるとともに、文章を書く力、漢字を実際の文章の中で使う力、記憶力の向上を図る。
継続的に新聞記事に触れる機会を持たせる。
新聞活用学習

毎週金曜日(朝読書の時間 10分間) コラム視写

朝読書の時間

金曜日の朝読書の時間に新聞コラムの書き写しを行う。
※月~木は自分で選んだ本の読書を行っている。

生徒が興味を持ちそうな内容・生徒に読ませたい内容のコラムを選び、プリントする。
生徒はコラムを視写し、見出しを自分で考える。

※10分間でできない生徒は家庭学習とし、翌週提出する。

 生徒が間違いなく書き写せるよう、新聞コラムの文章と同じ字数のマスをプリントする。
 コラムを、自分が書くマスの上の部分に提示することで、書き易いようにした。

 非常に集中して取り組めるため、始業前に書き写しをすることで、落ち着いて一日をスタートすることができた。書くスピードが、取り組みが進むにつれて早くなってきた。
 また、コラムをきっかけに生徒が時事問題について話すこともあり、世の中の出来事に関心を持つきっかけとなった。

 時事問題に関心を持つとともに、文章を書くスピードがつき、集中力を高めることができた。
 今年度の取り組みは、視写と見出しを考えることのみであったが、コラムは分量も適当で中学生にも理解しやすい内容が多いので、表現力を高める学習へとつなげていきたい。

実践者名:三原市立久井中学校 井上靖子