実践指定校実践例 2013年度

感謝のはがき新聞で感謝の気持ちを表そう!

美里町立小牛田小学校(みさとちょうりつこごたしょうがっこう)

教科、科目、領域

小学校: 国語 、総合学習 、特別活動
学年 小学 5年 、6年
感謝の気持ちを表そう
お世話になった方々にお礼のはがき新聞を書くことで,感謝の心を伝える。
新聞制作学習

1時間~2時間 お世話になった方々にお礼の新聞を書く。

第1~2時

(1)新聞に書く内容を考える。
・誰に向けて書くか。
・どんなことでお世話になったか。
・感謝の気持ちを伝えるにはどんなことを書けばいいのか。
(2)はがき新聞に下書きする。
・見出し,レイアウトを考える。
(3)清書する。
・文字の書き方や,色の付け方を工夫して丁寧に仕上げる。

お世話になった方々として,学校の先生方,新聞社の方々,校外学習やゲストティーチャーとして関わっていただいた方々を考えた。また,5年生は委員会活動や縦割り活動でお世話になった6年生に向けて書いた。はがきとして送付しても良いし,色画用紙などに飾り付けて直接渡すのも良い。

感謝の気持ちが表れるようなインパクトのある見出しになるように工夫させる。はがき大の紙面であるため,短い文章でまとめることと,色付けやレイアウトを工夫して,はっきりと表すように工夫させる。

普段書いている新聞用紙よりも小さなはがきサイズだったため,抵抗なく取り組んでいた。紙面が小さい分,伝えたいことを吟味して書かなくてはならない。そのため,文章の書き方や内容,レイアウトなどにこだわって書いていた。お世話になった方々ももちろんだが,5年生から新聞をもらった6年生は,とても喜んでいた。

NIEに取り組んでみて,子どもたちの言葉に対する意識が高まったように思う。新聞を書くときには,どのように書いたら相手に伝わるかをいつも考えて文章を書くことができるようになってきた。また,新聞記事を使ったスピーチなどにも取り組んだが,取り組めば取り組むほど,子どもたちが短時間でできるようになり,みんなに紹介し,感想を交換することで,子どもたちの交流のひとつにもなり得た。また,言葉の貯金箱の実践も,とても楽しいものである。NIEは,工夫次第で楽しめるものであるので,新聞の確保ができれば,来年度以降も無理なく楽しく取り組んでいきたい。

実践者名:美里町立小牛田小学校 三塚 理恵