実践指定校実践例 2013年度

10月、日本に接近した台風が多いのはなぜ?

長洲町立六栄小学校(ながすちょうりつろくえいしょうがっこう)

教科、科目、領域

小学校: 理科
学年 小学 5年
天気と情報(台風と天気の変化)
新聞活用学習

1 台風が近づいてきたときの天気のようすについて話し合う。(1時間)
2 台風が近づいてきたときの気象情報などを集め、天気の変わり方を調べる。(2時間)
3 台風発生のメカニズムと10月に台風が日本に数多く接近した理由を新聞記事から考える。(1時間)

第3時

1 10月に日本に接近する台風が多い理由を考える。
2 「台風多発 高い海水温影響」(朝日10月22日)を読む。
3 赤道近くの表面温度が例年より高いことを確認する。
4 太平洋高気圧の張り出しと偏西風のコースを図より読み取る。
5 1時間の雨量と暮らしへの影響とバケツによる雨量計測の仕方を知る。

・気象情報の読み取り方を確認する。
・視聴覚教材を使い、台風の進み方を視覚的にとらえさせる。

・赤道近くの海水の温度が1度上がっただけで台風が増えることに驚きました。
・ニュースや新聞を見て、「何回台風がくるの?」と不思議だったので、その理由が分かってよかったです。
・手作り雨量計(バケツ)で雨の量が測れるなんて初めて知りました。楽しそうだから、家でもやってみたい。

・なぜ台風が南の海で発生するのか。今年台風が多い理由が理解できた。
・伊豆大島に15日から16日にかけて降った時間雨量のグラフを読み取ることで、被害の大きさを改めて感じていた。
・手作り雨量計に興味を持つ児童が多数いた。授業の中に取り入れ、実際に雨量を測定させたい。

実践者名:長洲町立六栄小学校 大﨑 一馬