実践指定校実践例 2013年度
「現代社会」での新聞記事レポート
愛媛県立松山商業高等学校(えひめけんりつまつやましょうぎょうこうとうがっこう) |
教科、科目、領域 |
高校(高等専門学校を含む): 公民 |
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学年 | 高校(高等専門学校を含む) 2年 |
新聞記事のスクラップ記事からレポート作成し、発表する。 |
現代社会の諸問題に関して、新聞記事に掲載されている内容に親しむ。 |
科目「現代社会」の教科書の内容と関連した記事を取り上げているか。 |
1時限目 新聞記事の熟読と新聞記事の選定
2時限目 レポート作成
3時限目 レポート改訂
4・5時限目 発表
1~5時限 |
(1)新聞記事の熟読(40分) |
・新聞を読む習慣をいかに定着させるか。 |
・ほとんどの生徒が、新聞記事に引き込まれるように熱心に熟読していた。
・8割以上の生徒は、「現代社会」の諸問題に関する内容に興味・関心を持つようになった。その結果、新聞紙やテレビニュースなどを閲覧する時間が以前より増えた。
・家族や先生と、新聞記事やニュースの内容を話題にするようになった生徒も増えた。
・事後、アンケート調査を実施した。その結果、学習をする以前より、明らかに新聞に目を通す時間が増えており、今回の学習の成果が見られた。また、時事問題に対する興味も増加し、家族とも話し合うことで客観的に物事を捉えようとする姿勢を養うことができた。新聞記事を読んで社会の実情を知り、各種の知識を蓄積し、諸処の事物や社会問題を客観的に捉え、主体的に考察するという資質を養わせるのが、本校でのNIE教育の一環だと考えている。さらに、現代社会に対する理解を深めさせ、現代に生きる人間としての在り方、生き方について考察することは、現代の高校生に求められることである。
実践者名:愛媛県立松山商業高等学校 岡部 正史