実践指定校実践例 2013年度
男性の育休取得について,様々な新聞記事から考えよう。
飯田市立竜峡中学校(いいだしりつりゅうきょうちゅうがっこう) |
教科、科目、領域 |
中学校: 公民 |
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学年 | 中学 3年 |
労働をめぐる問題 |
男の育休取得率が低い理由を新聞記事から読み取り,自分なりの対応策を考えることができる。 |
男性の育休取得に関わる記事を5つ用意し,それらを資料として扱う |
1時限 イクメンについて知り,育児休業法や所得補償などの用語を確認する。
2時限 男の育休取得率が低い理由をつかみ,その対応策について自分の考えを記入する。
3時限 労働環境に関する法整備が進んでいることをつかみ,今後の自分の方向を再考する。
1~2時限 |
(1)イクメンや育児休業法,所得補償などについて,新聞記事から具体的な例をもとに学習する。 |
・資料とする記事についてはいくつか準備し,様々な角度から問題に迫れるようにする。 |
最初に「自分はどうするか」ということを考えさせたため,それをもとにして資料(新聞記事)を読み取っている生徒が多かった。また,記事の中に具体的な「人」や「声」が出てきているため,そこでも様々な想いに触れ,それらをもとにして自分の考えを記入することができた。
・教科書の中にある単元のサポートとして時事問題を扱い,その中で新聞を活用していく,というNIEのスタンスを大切にしていきたい。
・資料(新聞記事)を読み取るとき該当箇所に線を引く,資料をもとに自分の考えが表現できる,といった基礎的な力をさらに大切に考え,取り組んでいきたい。
実践者名:飯田市立竜峡中学校 小林康彦