実践指定校実践例 2013年度

何が大切?

光市立光井中学校(ひかりしりつみついちゅうがっこう)

教科、科目、領域

中学校: 道徳
学年 中学 3年
郷土を愛する心 4-(8)
修学旅行での体験をふまえ、光市について「自然保護」と「地域開発」の2つの立場について考えることを通して、郷土を愛し、その発展に貢献しようとする実践意欲を培う。
相反する立場の意見が書かれた新聞記事の内容を読み、自分の意見を構築する際の参考にさせる。
新聞活用学習

1 京都市の景観政策(高さ制限)に関わる新聞記事を読み、どちらの立場に立つかを考える。
2 光市についての資料を読み、「自然保護」か「地域開発」か、どちらの立場に立つか考える。

1 京都の街並みを思い起こす。
2 平等院鳳凰堂の景観写真を見て、気づきを発表する。
3 京都市の景観政策(高さ制限)に関わる新聞記事を読み、どちらの立場に立つか考える。
4 光市のよさをあげる。
5 光市についての資料を読み、「自然保護」か「地域開発」か、どちらの立場に立つか考える。
6 授業を通して感じたことをまとめる。

・修学旅行で体験したことを通して、郷土について考えさせる。
・新聞記事に掲載された、高さ制限に関する相反する主張のポイントをおさえた上で、自分の意見を考えさせる。
・光市について考えていく上で、双方どちらの立場も大切で、自然と共存の上で私たちの生活が成り立ち、地域について考えることが郷土のためになることを補足する。

・修学旅行で京都の街並みについて見ているので、生徒の反応も良かった。
・客観的な新聞記事の意見により、生徒も考えやすく、双方から意見が表出された。

・新聞記事を利用し、情報を鵜呑みにせず、相反する2つの立場からの意見をふまえて咀嚼して自分の意見を構築できたことは、大変良かった。

実践者名:光市立光井中学校 宮内朋子