実践指定校実践例 2013年度

新聞コラム視写

村上市立村上第一中学校(むらかみしりつむらかみだいいちちゅうがっこう)

教科、科目、領域

小学校: その他(家庭学習)
中学校: 国語 、その他(家庭学習)
学年 小学 6年 /中学 1年 、2年 、3年
家庭学習として新聞コラムを視写する
新聞コラムを毎日視写することで、家庭学習習慣と学力向上の基盤づくりを行う。
小中連携して視写ノートを作成し、新聞コラムを視写する。
新聞活用学習

家庭で購読している新聞のコラム又は学校で印刷した新潟日報の日報抄を視写する。視写には村上第一中学校区で作成した視写専用の「コラムノート」を用いる。家庭学習として活動を行っており、毎朝提出し点検している。特に提出状況のよい生徒においては、全校集会で表彰するなど、活動の奨励を行っている。

毎日

年間を通して、毎日の宿題として新聞コラムを視写させている。当校及び学区3小学校の6年生から同様に活動を行っている。

新聞コラムは基本的には、児童・生徒が自宅で購読しているものを使用するが、家庭で購読していない児童・生徒には、学校で新潟日報の「日報抄」を印刷し、配付している。

(生徒の感想)
・社会情勢に興味を持つようになり、時事問題に強くなった。
・難しい言葉が出てきても、粘り強く文章を読むことができるようになった。
・書くのが速くなり、言葉も覚えた。
・社会と国語のテストの点数が上がった。
・朝早く起きてコラムを視写しているが、学校の授業にも1時間目から集中して取り組めるようになった。

(成果)
・新聞記事に興味を持つようになった。
・新聞を読む機会が増え、社会情勢にも興味を持つ生徒が増えた。
・時事問題を取り扱う授業において、生徒の反応がよくなった。
・書くのが速くなった。
・文章を書くことに苦手意識を持つ生徒が減った。
(課題)
・点検者が丁寧に点検を行うために、時間にゆとりを持つなどサポート体制を整える必要がある。
・さらなる効果を期待するために、コラムにタイトルを付ける活動や感想文コンクール、自作コラムコンクールなどを実施し、学習を発展させたい。

実践者名:村上市立村上第一中学校 水口 剛志