実践指定校実践例 2013年度

家庭科における授業の実践

旭川市立旭川中学校(あさひかわしりつあさひかわちゅうがっこう)

教科、科目、領域

中学校: 家庭
学年 中学 1年
1日分の献立を立てよう
中学生の1日分の献立について課題をみつけ,必要な栄養量を満たすために料理や食品の組み合わせについて考え、工夫する。
体の成長のために栄養を考えた献立が必要なことを理解させるため、また、1日の献立作りのための資料として活用する。
新聞活用学習

(1)食品を食品群別に分類(2時間)
(2)食品群別摂取量と1日に必要な食品の概量(2時間)
(3)1日の献立づくり(2時間)

1・2時間目・6時間目

(1)1・2時間目
  図書室にある新聞(6社)から,様々な料理のレシピを探し学習プリントにまとめさせた。それをもとに,学級ごとに1冊のオリジナルメニューブックを作成した。
(2)6時間目
  授業の導入時に,新聞記事(成長と健康に欠かせない栄養)を使い,栄養を考えた献立づくりの必要性について理解させた。
 グループごとの課題解決の場面で,栄養量を満たす献立作りを,1・2時間目に作成したオリジナルメニューブックをもとに行わせた。
 まとめの段階で,班ごとに作成した1日の献立を発表・交流 させた。

オリジナルメニューブックは,主食・主菜・副菜・汁物・その他ごとに,メニューを新聞記事から調査させ,まとめた。6時間目の1日の献立作りに活用しやすいよう,使用されている食品・質量・食品群を記録させた。

・新聞の記事を通して,栄養を考えた献立作りの必要性について理解が深まった。
・自分たちが深部の記事をもとに作成したオリジナルメニューブックを活用しながら,1日の献立の組み合わせを考えていた。

・新聞を活用することで,献立作りの必要性について理解させることができた。
・新聞の記事を調査したり活用したりする活動を通して,料理ごとに摂取できる栄養の違いを理解させ,中学生に必要な栄養量を考えた1日の献立作りに意欲的に取り組ませることができた。
・新聞の授業での活用を通して,新聞に対する興味関心を高めることができた。

実践者名:旭川市立旭川中学校 菊池安吉