実践指定校実践例 2013年度

集めて、調べて、比べて・・・これが私の意見

	名古屋市立宝小学校（なごやしりつたからしょうがっこう）

教科、科目、領域	小学校：国語、社会
学年	小学 5年、6年

	新聞切り抜き活動をしよう

	社会の出来事を新聞から知り、WEBニュースを利用して調べ、友達の意見と比較することで、自分の意見を広げ、深める。

	社会の出来事に対して、様々な意見が書いてある新聞記事を活用して、自分の意見を構成する。

１．社会の出来事を知る（１）
２．関連する新聞記事を探す（２）
３．集めた新聞記事に対してWEBニュースを利用して調べる（２）
４．記事についての考えを友達と交流する（２）
５．新聞切り抜き作品をつくる（８）
６．新聞切り抜き作品を見て意見を交流する（２）

	全１７時間の６時間目

	同じテーマを調べる児童でグループをつくり、新聞記事、WEBニュースで調べた内容を基に自分の意見をもち、ワークシートに記入する。その後、友達の意見を読み、賛成、反対、質問を記入して同じワークシートに貼り付ける。ワークシートに、記事、WEBニュース、自分の意見、友達の意見が出そろったところで、自分の意見を再度もち、ワークシートに記入した。

同じテーマを調べる児童でグループをつくり、新聞記事、WEBニュースで調べた内容を基に自分の意見をもち、ワークシートに記入する。その後、友達の意見を読み、賛成、反対、質問を記入して同じワークシートに貼り付ける。
ワークシートに、記事、WEBニュース、自分の意見、友達の意見が出そろったところで、自分の意見を再度もち、ワークシートに記入した。

	「友達の意見を読み、賛成、反対、質問を記入して貼り付ける」活動では、意見が分かりやすいように、賛成、反対、質問を色分けした用紙に記入することで、考えをもちやすくした。

同じ記事に対しても、新聞記事とWEBニュースで意見が違ったり、色分けしたカードを見て、友達と意見が違ったりすることを実感することができた。

・新聞記事とWEBニュースを比べることは、同じ出来事を様々な観点から見ることに対して有効であった。
・自分の意見と友達の意見を比べることによって、色々な意見があることを知ることができた。
・グループではなく、もっと多くの人数と関わらせることによって、さらなる考えの広がりや深まりがあるのではないかと考える。

実践者名：名古屋市立宝小学校山内彰一