実践指定校実践例 2013年度

言葉について考えよう

札幌市立平和小学校(さっぽろしりつへいわしょうがっこう)

教科、科目、領域

小学校: 国語
学年 小学 2年
ようすをあらわすことば
新聞記事の中にある、様子を表す言葉を見つけ、言葉への興味を広げる。また、見つけた様子を表す言葉を使って、文を作る。
子どもたちが内容に興味がもてる記事を選び、振り仮名がついている子ども新聞を使用する。
新聞活用学習

第1時(1時間目)写真にぴったり合う、様子を表す言葉を考える。
第2時(2時間目)様子を表す言葉の種類について知る。
第3時(3時間目)様々な様子を表す言葉を3種類に分けていく。
第4時(4時間目)新聞記事から見つけた様子を表す言葉を使って、文を作る。

第4時(4時間目)

1.様子を表す言葉の種類を確認する。
(1)言葉の響きで表す言葉(擬態語)
(2)どれくらいか表す言葉(形容詞)
(3)他のことにたとえて表す言葉(比喩)

2.新聞記事を読む。
新聞記事を読み、見つけた様子を表す言葉(つめたい、あたたかい、シュワっとなど)に印をつける。

3.見つけた言葉をつかって、文を書く。
印をつけた言葉をつかって、自分で文を作り、ノートに書く。

・低学年の子でも進んで記事を読んでいける内容の新聞記事を使用する。
・文を作る際は、新聞記事と同文にならないように声を掛けていく。

新聞記事の内容を楽しみながら、様子を表す言葉を見つけることができた。一つ一つの言葉を丁寧に読み、「これもだ!」「あ、ここにもあった。」とつぶやきながら、どんどん印をつけていた。様子を表す言葉に印をつけたことで、同じ言葉が何度も使われているということに気付いた子どもがいた。

子ども新聞を使用したことで、記事の内容を理解し読み進めることができた。また、様子を表す言葉があると、イメージがしやすくなったり、文の意味が分かりやすくなったりすることに気付くことができた。
今後も、新聞を使用する機会を増やし、積極的に学習の中に取り入れていきたい。

実践者名:札幌市立平和小学校 内藤 恵理子