実践指定校実践例 2013年度

自分たちを見つめる道徳授業

鹿追町立鹿追中学校(しかおいちょうりつしかおいちゅうがっこう)

教科、科目、領域

中学校: 道徳
学年 中学 2年
マナーについて考えよう〜暮らしやすい社会や環境について考える〜
公徳心及び社会連帯の自覚を高め、より良い社会の実現に努める
新聞活用学習

1.帯広・緑ヶ丘公園での花見シーズンのゴミ散乱の出来事・記事・写真からマナーについて考え、マナーを守って公共物を使用することの大切さを認識する。
2.自分たちの生活を見つめ、より良い過ごし方について考える。

1.新聞記事やゴミ散乱の様子が写った写真の提示
 (十勝毎日新聞 2013.5.16 記事など)
2.記事を読み、ゴミ散乱の出来事の背景を知る
3.地域住民の公園をきれいにする取り組みの記事を提示。出来事を把握し、住民の気持ちを考える
4.警備員の動きの記事を提示、罵声を浴びせられた出来事から、マナーについて考える
5.自分たちの生活を振り返り、暮らしやすい社会や環境を作るために必要なマナーについて考え、交流する

記事の内容を把握・理解するだけではなく、自分たちの日々の当番・係活動に視点を当てるようにしたい
考えを生徒間で交流できるように配慮したい

身近な地域の惨状に驚いていました。望ましいマナーについては各自一生懸命に考える様子が見られました。数種類の記事を提示しましたが、しっかりと読み込んでいました。

地域の出来事からマナーについて考え、マナーを大切にして生活したり公共物を使用したりすることが、暮らしやすい社会や生活を作る上で必要不可欠なことを認識しました。また、普段の当番活動をしっかり進めることの大切さについても確認することができました。生徒間での交流の時間が少なかったのが課題です。今後も地域の出来事の記事から、望ましい生活の仕方について考える授業を作っていきたいです。

実践者名:鹿追町立鹿追中学校 近藤 弘樹