実践指定校実践例 2013年度
地域の食調べ~新聞から情報を入手しよう!
帯広市立帯広第四中学校(ほっかいどうおびひろしりつおびひろだいよんちゅうがっこう) |
教科、科目、領域 |
中学校: 家庭 |
---|---|
学年 | 中学 2年 |
2.地域の食文化を知ろう (東京書籍 新しい技術・家庭 家庭分野) |
(1)新聞のスクラップを通して、地域の食について関心をもつことができる。 (2)記事をまとめることで、他の人に伝える力を育てる。 |
(1)班ごとに全国紙と地方紙を準備して、一人1紙あたるようにする。 (2)スクラップを添付するためのレポート用紙を準備する。 |
3章 調理と食文化(全15時間)
(1)調理用具の使い方(1時間)
(2)日常食の調理をしよう 肉・魚・野菜(10時間)
(3)地域の食文化を知ろう(2時間) ※ 本時2/2
・新聞記事を選び、スクラップをする
・スクラップをまとめる
(4)よりよい食生活を目指して(2時間)
1時間 |
1.前時の振り返り |
(1)班ごとに全国紙と地方紙を準備して、一人1紙必ずあたるようにする。 |
生徒の感想からは、新聞で食に関する記事を探していて、この記事以外にいもいろんな記事を読みましたが、十勝の『食』に関することが新聞でこんなに取り上げていることを初めてしり驚いた。「スクラップなんてやったことがなかったけれど、やってみると色んなことがわかるし、地域に関心が持てた。新聞をじっくり読むと知らなかったことが知れるのは楽しいなど。生徒の新聞に向き合う姿が印象的であった。
今回の学習では、『食』というテーマを与えて新聞記事を読むことで、普段あまり読みなれていない社会面や経済面にも自分達の身近な食についての記事が掲載されていることを知るきっかけとなった。なかには、食に関する記事を見つけるたびに「見つけた!」と嬉しそうな声があがり、沢山見つけた者は記事選択をグループ内で相談する姿がみられた。スクラップについては、継続的に行うことが望ましいのだが限られた授業時数のなかでは難しい。また、提出されたレポートの新聞スクラップ結果を一人1分程度でもいいのでスピーチする時間を設定できなかった。ただし、レポートを教室前廊下に掲示することで他者との記事比較などできよかった。
実践者名:帯広市立帯広第四中学校 相澤紗香