実践指定校実践例 2013年度
裁判と人権保障
大任町立大任中学校(おおとうちょうりつおおとうちゅうがっこう) |
教科、科目、領域 |
中学校: 公民 |
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学年 | 中学 3年 |
裁判所のしくみと働き |
裁判制度について、えん罪を防ぐための具体的な制度を事例を通じて理解できる。 |
学習活動の終末に新聞記事から必要な情報を抜き出させることで、学習内容の定着化を図る。 |
1時限目 司法と裁判所について理解する。
2時限目 司法権の独立と裁判の種類について理解する。
3時限目 裁判と人権保障について考察する。
3時 |
(1)えん罪事件の例を元に概要を知る。 |
足利事件を資料として、何が問題でどうすれば防げたかを生徒に考察させる。その後にキーワードとなる項目で「再審請求」について説明する。 |
新聞記事には生徒たちの近隣で起こった事件も載ってあり、興味・関心を持って新聞記事に目を通していた。感想の中には、再審請求事件が自分たちにも関係する、身近に起こりうる事件であるとの感想を持った。90%以上の生徒がワークシートの記述ができた。
新聞記事の活用は、以前から少しずつ授業に取り込んでいったため、すんなり活用できた。また、自分の考えを表現するために新聞を参考にしたり、記述の際のキーワードを各自で探し出すことができた。
生の生きた情報を授業のなかで活用できるのは、生徒にとっても非常に興味・関心を持てるし、思考力・判断力・表現力を培うために新聞の活用は有効である。
課題としては、必要な情報を必要なときに提示するための、分類分けしたストック方法を工夫したい。
実践者名:大任町立大任中学校 安藤志保美