実践指定校実践例 2013年度

「こころの目」

長岡市立寺泊中学校(ながおかしりつてらどまりちゅうがっこう)

教科、科目、領域

中学校: 道徳
学年 中学 2年
強い意志
困難に屈しないで、粘り強く最後まで着実にやり抜こうとする心情を育てる
新聞活用学習

1「夢・希望」から連想する新聞記事を選び、考えたこと、理由をまとめる。
2「みらい」という歌詞の中の「こころの目」について考え、「夢・希望」の実現のために大切なことを考える。

1「夢・希望」について選んだ新聞記事を振り返り、実現のために必要なことを想像する。
2「みらい」の歌詞を読み、気に入った歌詞とその理由を全員が発表する。
3歌詞の中の「こころの目」の意味について話し合う。
4作者について紹介した新聞記事をよみ、抱えている障害や歌を作った経緯について知る。
5本時を振り返りながら歌を聞く。
6本時の感想を書き、夢の実現のために大切なことについてまとめる。

・新聞記事をあえて最後に提示することで、歌詞に込めた思いをさまざまな方向から考えさせる。

・緊張しながらも、友だちの意見を聞きながら自分の意見との関連を述べるなど、学び合いながら全員が意見を発表できた。
・歌詞の言葉の意味を考えながら、現在の自分の状況を冷静にとらえることができた生徒が多かった。

・発言の中に「自分の軸」という言葉があり、夢の実現のためには自分の中にぶれない軸が必要だと感じ、それがまだ自分の中に確立されていないことに気付いた生徒がたくさんいた。
・「目の見えない少女」が作者であったことから、そこにだけ生徒が注目しないよう、新聞記事を最後に提示したが、東日本大震災との関連も考えると、新聞記事を提示するタイミングについては再考する必要もあったかもしれない。

実践者名:長岡市立寺泊中学校 星 沙世