実践指定校実践例 2013年度

『北海道新聞を使って「良い記事」を探し発表しよう』

函館市立亀尾小中学校(はこだてしりつかめおしょうちゅうがっこう)

教科、科目、領域

中学校: 公民
学年 中学 3年
1.わたしたちが生きる現代社会
新聞機能学習

・北海道新聞を使い、「良い」と思った記事を2つ選び、全員が記事の内容と選んだ理由を発表する。

4時

1~4時限目
1回目6月。2回目10月。3回目12月。4回目2月に実施。
・記事を選び発表をする。
・一人2日間分の新聞を見て、よいと思った記事を2つ選ぶ。
・選んだ記事を黒板に貼る。
・全員が記事を選んだら、順番に全員が発表する。
・他者の発表を聴いて、よかったと思うことを記入する。
・感想を発表してもらう。

・北海道新聞の紙面全部に目を通して、良かったと思った記事を切り抜いていく。
・切り抜いた記事の中から、特に良いと思う記事を2つ選ぶ。
・発表の準備を全員がする。
・発表を聴いて、どう思ったか感想を記入する。

楽しそうに関心をもって新聞を読んでいた。第1時では、地域の新聞記事が多かった。第2時以降では、国内や国外の記事を、楽しそうに探して発表していた。国際情勢や国内外の政治に興味を深めている姿が見られた。

学習に新聞を用いることで、教科書や資料集などで学んだ知識と、現在の日本の政治を結び付けて学習することができたのは成果だと思う。
しかし、普段から積極的に学習で新聞を取り入れることは、まだまだできてはいないと思う。日々新聞に目を通し、子どもたちの学習につながる記事を、もっと授業に取り入れていく必要があると思う。

実践者名:函館市立亀尾小中学校 平沼 和彦