第10回いっしょに読もう! 新聞コンクール受賞作
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東京都足立区立花畑小学校 6年 岡本 未遥(おかもと・みはる)さん
意見を聞いた人:父・妹
記事見出し
「助けます」マークで意思示す 街中で困っている人に(読売新聞2019年7月30日付朝刊)
(1) この記事を選んだ理由と、記事を読んで思ったこと、考えたことを書いてください
私がこの記事を選んだ理由は、「助ける」というのもいろいろな「助ける」があって、これはどのような「助けます」なのかが気になったからです。私は記事を読み、助けてほしい人がつけるマークではなく、助けるがわの人のマークがあるということを初めて知り、おどろきました。助ける人のマークは、今までになく、助けを求めている人の心の負たんが減らせてとても良いアイデアだと思いました。
(2) 家族や友だちなどにも記事を読んでもらい、その人の意見を聞きとって書いてください
妹は「自分が泣いている赤ちゃんの親で周りに気にしないというマークをつけている人がいたら、自分に協力してくれているのだと思い、うれしくて安心するので良いマークだと思う」と言っていました。父は「とても良いマークだと思うけれど、マークがなくても助け合いができる世のなかになればいいです」と言っていました。
(3) 話し合った後のあなたの意見や提案・提言を書いてください
私も、電車やバスの中で障害者の人を見たことがあります。電車では、お年寄りの人に席をゆずったこともあります。そのときは、とても迷いました。断られたら、はずかしいなとかいやだなとか、いろいろな気持ちがうかんできました。でも、勇気を出して声をかけてみたら、笑顔でよろこんでくれてうれしくなりました。私が今考えたら、もしマークをつけていたならもっと早く積極的に行動していたかもしれないと思いました。記事を見ていると、困っている人を積極的に手助けする人は少ないことが分かりました。私と同じように助けることを迷い、けっきょく行動に移せなった人がたくさんいることが分かりました。でも、マークを使ってみると、街の中で困っている人がもっといるということが知れて、助けるがわの人が迷いを少なくして助けられるということになります。「助けます」マークは、助られる人だけでなく助ける人にも、くらしやすくなるマークだと思います。