第5回いっしょに読もう! 新聞コンクール受賞作

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神奈川県立川和高等学校 1年 吉冨 綾華(よしとみ・あやか)さん

意見を聞いた人:母

(1) この記事を選んだ理由と、記事を読んで思ったこと、考えたことを書いてください

小さい頃から工作が好きで「小学生成功率、東大生より上」の文字が気になったのでこの記事を選びました。私だったらどんな容器を作るだろうと“創造”してみたのですが何も浮かびませんでした。工作は得意なつもりだったのにと思う中で気がついたことがあります。昔は失敗作を作ってから失敗に気がついていたのですが、今は作る前に失敗例を頭で描いて案を消しています。だから知識の多い東大生より小学生が成功するのかと思いました。

(2) 家族や友だちなどにも記事を読んでもらい、その人の意見を聞きとって書いてください

母は「卵が割れてしまうかも、と思うと怖くもあり、自分のアイデアが成功してうまくいったらと思うとわくわくしそうです。そんな気持ちで一生懸命に考えること、自分の手で作ることは、能動的に好奇心を持って取り組める素晴らしい学習だと思いました」と言っていました。

(3) 話し合った後のあなたの意見や提案・提言を書いてください

誰が成功するか、ではなくうまくいく方法を見つけようとすることの良さと言われ、そういう視点もあったか、と気づかされました。同じ記事でも読み手によって持つ意見の角度がちがい、意見交換してこういう見方もあったか、と同じ記事でも様々な顔を見られると思いました。「能動的に好奇心を持って」という母の言葉に、最近は解けと言われた問いに既に決まっている答えを答えることばかりしている私の学習にはそれが欠けていると感じさせられました。「この20年間で、成功率は徐々に落ちている」背景には、この卵落としのような、自ら取り組み楽しみながら考えをめぐらせる学習の少なさがあると思います。授業中の発言も間違いを恐れて答えようとしない場面がよくありますが、答えがただ一つでない問いかけだとしたら、失敗を怖がらず自分の言葉を作りあげられるようになるのではないでしょうか。