第7回いっしょに読もう!新聞コンクール
最優秀賞(高校生部門)・森亜理朱さんと出会った記事執筆者の思い
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一人の筆者として学んだこと
コンクール表彰式で懇談した森さん(右)と筆者(中央)、筆者の左は中日新聞社の金井俊夫編集委員(2016年12月10日、ニュースパーク)
2016年夏、私は中日新聞に3回にわたって「死者をどう記憶するか」と題し寄稿した。その内容は、地域共同体の解体が進む現代社会において、私たちの周りから死者への配慮が薄れつつあるなか、死者を記憶することの意義をあらためて考え直す、というものであった。この記事は、いわゆる人生・宗教欄に掲載されたものであり、主に年配の読者層を想定していた。寄稿を依頼した編集委員もそのつもりだった。
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