第9回「いっしょに読もう!新聞コンクール」表彰式を開催

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 第9回「いっしょに読もう!新聞コンクール」の表彰式を12月15日、横浜市のニュースパーク(新聞博物館)で開催しました。小・中・高校(高専)各部門の最優秀賞の受賞者に賞状と盾を贈賞しました。優秀学校賞15校(小・中・高各5校)の代表校として、秋田県横手市立平鹿中学校の担当者を招いて贈賞しました。最優秀賞の受賞者は、それぞれが選んだ記事を執筆した記者と懇談しました。

 表彰式では、新聞協会NIE委員会の町田智子委員長(朝日東京)があいさつ。「若い読者の皆さんが、紙面を通して記者の取材活動を見つめ、さまざまな考えを示したことがうれしく、頼もしい」と述べました。小原友行審査委員長(前日本NIE学会長、福山大学教授)は「受賞者のみなさんの作品はそれぞれ重いテーマを扱っているが、そのテーマに興味を持って自分の意見を伝え、相手からの意見を踏まえ、深く考えている。重いテーマに挑戦するには好奇心が必要であり、意見を表明するのに勇気が必要だったと思う。これからも『好奇心』『勇気』『挑戦』の三つを胸に秘め、人生を歩んでほしい」と祝辞を述べました。

 優秀学校賞を受賞した横手市立平鹿中学校を代表して、渡會寛之教諭が受賞の喜びを述べました。渡會教諭は、「生徒たちから、今年度で定年退職される学校長に学校賞をプレゼントしたいと提案があり取り組んだ。生徒全員の、校長を喜ばせたいとの思いが詰まった受賞で、ありがたい」と話しました。

 最後に、最優秀賞の受賞者と記事を書いた記者が懇談しました。各記者は記事を書いたきっかけや、今後の目標などを語りました。受賞者は記者に、記者になった理由や記事を書く際に工夫していることなどについて質問するとともに、将来の夢などを話しました。

 第9回コンクールの優秀賞以上の作品はこちらからお読みいただけます。

<写真は上から>

・最優秀賞(小学生部門)橋本隼人さんと福井新聞社社会部・近藤洋平記者

・最優秀賞(中学生部門)道源琴乃さんと読売新聞東京本社社会保障部・大広悠子記者

・最優秀賞(高校生部門)小椋由貴さんと読売新聞東京本社社会部・古屋祐治記者